さくらエディタのアイコンを変える
前回の記事で普段使うテキストエディタをサクラエディタにしました。
サクラエディタのアイコンは、使っていると古い感じがしたので、アイコンを変えることにしました。
アイコン変更は、自己責任で行ってください。
Customize/Icons - SakuraEditorWiki
まずは、ここからツールバーアイコンとアプリケーションアイコンをダウンロードしました。
選んだのは、784D+3_icons.zipとnplike_appicon.zip。
解凍したら、サクラエディタの実行ファイルがあるディレクトリに置いて、名前をそれぞれmy_icons.bmp、my_appicon.icoにします。
これで、エディタのツールバーのアイコンと、ウィンドウ左上の小アイコン・タスクバーのアイコンが変わったはずです。
後者2つが変わってないときは、
タイプ別設定→ウィンドウ→文書アイコンを使うのチェックを外す
を行ってください。
ショートカットを作っている場合は、
ショートカットを右クリック→プロパティ→アイコンの変更→サクラエディタのディレクトリを参照→my_appicon.icoを選択→OK
これで、ショートカットのアイコンが変えられます。
my_appicon.icoを置いて、アプリケーションアイコンを変えても、関連付けされたファイル(txtファイルなど)はサクラエディタのアイコンのままになっていました。
→
これを右のデフォルトアイコンに戻したい。
まず試したのは、ファイルの種類に関連づけられたアイコンを変更することです。
これは、その名の通りのソフト「ファイルの種類に関連づけられたアイコンを変更」を使って行います。
ファイルの種類に関連づけられたアイコンを変更 - Surviveplus.net
ソフトを開くと、拡張子一覧が表示されるので、txtを選んで「アイコンの変更」ボタンを押します。
デフォルトでは、imageres.dllが参照されていて、たくさんのアイコンが選べます。
しかし、今回はデフォルトのアイコンが選択されたままでした。
再びデフォルトのアイコンを選択して、OKを押してもアイコンは変わりませんでした。
このソフトでは、ダメなようです。
他のやり方はないかと、レジストリをいじってアイコンを変更する方法なども見ましたが、よく理解できませんでした。
諦めかけていたときに、ある記述が目に入りました。
Windows8 では関連付けしたファイルがすべてアプリケーションのアイコンになってしまう(後略)
https://bitbucket.org/suzzsegv/benizakura/src
このPCのOSはWin10ですが、同じ仕様が受け継がれているようです。
つまり、サクラエディタの実行ファイルのアイコンを書き換えれば、関連付けされたファイルも変えることができるわけです。
アイコンの書き換えは、IconChangerを使って行えます。
http://aboon.s33.xrea.com/index.php?page=soft_iconchanger
デフォルトのアイコンに戻したいので、そのアイコンをicoファイルにする必要がありました。
imageres.dllの中にアイコンが入っているので、取り出さなければなりません。
そこで、Green fish icon editorを使って、dllからicoファイルを抽出します。
Greenfish Software Blog: Greenfish Icon Editor Pro 3.31
ソフトを開いたら、ファイル→ファイルを開くから
C:\WINDOWS\system32\imageres.dll
を開きました。(少し時間がかかります)
その中の102番のファイルがtxtのデフォルトのアイコンだったので、ダブルクリックして画像を開きます。
そこから、ファイル→名前を付けて保存を選び、拡張子icoで保存
これで、書き換えるためのicoファイルが用意できました。
続いて、IconChangerを開きます。
実行ファイルの欄に、サクラエディタのパスを
アイコンファイルの欄に、抽出したicoファイルのパスを
保存先に適当なフォルダを指定します。(Program Filesのままだと書き込めないかも)
準備できたら、変更ボタンを押すだけです。
これでアイコンが変更できました。
アイコンのキャッシュが残ってることがあるみたいで、アイコンが変わってないときは他のフォルダに移動すると変わると思います。
アプリケーションのアイコンが変わったので、関連付けされたファイルのアイコンも一緒に変わります。
方法を調べるので、かなり疲れました……
メモ帳のデフォルト文字コードをUTF-8にしようとしたら……
Windowsのメモ帳をよく使うのですが、デフォルトの文字コードがANSIになっています。
ANSIという聞いたことのない文字コードは、Shift-JISを改変したものらしいです。
OneDriveでANSIのテキストファイルを見ようとすると、文字化けして表示されるのが不便です。
(MicrosoftがANSIを整備したのでは……?)
そこで、メモ帳の保存するときの文字コードを、UTF-8にしようと思いました。
Windowsスマートチューニング (181) Vista/Win 7編: <新規作成>から生成するテキストファイルの文字コードをUnicodeにする | マイナビニュース
リンク先のテクニックを使って、デフォルトの文字コードを変更してみました。
レジストリの改変が必要ですが、Windows10でも同じことができました。
しかし、右クリックメニューの新規作成からしかUTF-8がデフォルトになっておらず、スタートにピン留めしたショートカットでは、デフォルトがANSIのままでした。
新規作成などほとんど使わないので、これでは意味がありません。
どうにかできないか調べていると、メモ帳のUTF-8では、BOMが強制で付いてしまうなどの弱点が出てきました。
Notepad(メモ帳)を使うべきではない理由 その17~20 | 配電盤
このページを見て、WinとMacでテキストファイルを行き来させることがあるので、CR+LFのみを改行として認識するのもまずいと認識しました。
よって、これからはテキストファイルでもサクラエディタを利用していくことに決めました。
メモ帳卒業です。
エクセルで回帰分析
これまでは関数を使って、エクセルで統計をやってきましたが、今回は分析ツールを使います。
Excel2016を例にして説明します。
データ→分析ツールから
分析ツールというボタンが見当たらない場合は、
ファイル→オプション→アドイン
下の方にある、「管理」のリストボックスを「Excelアドイン」にする
「設定」ボタン押して、「分析ツール」にチェック入れて、「OK」押せば追加されます。
分析ツールを開いたら、回帰分析を選択します。
すると、データ指定するウィンドウが出てきます。
入力Y範囲: 被説明変数を入れます。
入力X範囲: 説明関数を入れます。セルが連続している必要があります。
ラベル: 選択範囲の一番上のセルを説明変数ごとにラベルとします。
定数に0を使用: 回帰直線の切片を0にします。
有意水準: 説明変数の係数の下限・上限を指定した有意水準で表示します。
出力オプション: どこに結果を出力するかを指定します。
残差: 観測値ごとに残差を出力します。
標準残差: 残差を誤差項の標準偏差で割って標準化した値を出力します。
残差グラフの作成: 残差をグラフで表します。
観測値グラフの作成: 観測値と回帰モデルによる期待値をグラフで表します。
正規確率グラフの作成: 正規確率グラフを作成することで、データが正規分布しているか確かめることができます。プロットが直線に近いと、正規分布していると判断できます。
統計WEB | 統計Tips | Excel による正規確率プロットの作り方
実践
実際にやってみます。
(栗原伸一著 入門統計学 P217より)
ある地域の地価と周囲にある土地面積のデータです。
このデータから、分析に必要な変数を入力していきます。
OKを押すと、結果が出力されます。
重相関R: 相関係数です。
重決定R2: 決定係数です。変動のうち、回帰式で説明できる割合を示します。
補正R2: 自由度調整済決定係数です。観測数が少ないときは説明関数の数に影響を受けやすくなるので、それを補正します。
決定係数は、相関係数の2乗と書いていることが多いですが、定義が色々あり、そうでない場合もあるようです。
決定係数R2の誤解: 必ずしも相関の2乗という意味でなく,負にもなるし,非線形回帰には使えない - Yahoo!知恵袋
回帰モデルがよく当てはまっていると言える補正R2の値は、>0.9,>0.8,>0.6などと参照するものによって異なっていました。
場合によって判断していく必要がありそうです。
分散分析表の有意Fから、回帰モデルの妥当性が分かります。
切片: 回帰式の定数にあたります。
各説明変数: ラベルにチェックを入れておいたので、変数の名前が入っています。
係数: 切片以外は、傾きを表しています。この値が大きいほど正に影響が大きく、小さいほど負に影響が大きくなります。
P値: 帰無仮説を係数 = 0としたときの検定結果です。棄却されれば、係数が0ではないと言えます。
下限95.0%・上限95.0%: 有意水準の値を変えると、ここの値が変わります。
結果から、補正R2がそこそこ大きく、回帰モデルがよく当てはまっていると言えます。
林地が周囲にあると地価が上がり、それ以外だと地価が下がることが分かりました。